USB シリアル変換アダプタ でログイン

Raspberry Pi のログイン手段に、昔ながらのシリアル通信を使った方法があります。

・ネットワークにつなげられない (Type A, A+ も含む)

・家にHDMI ディスプレイ、USB キーボードがない

そんなときに便利です。

Mac でシリアル通信をするためには、USB シリアル変換のアダプタが必要です。Arduino などのマイコンでよく使われる、このタイプが便利です。

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Switch Science: FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き)

https://www.switch-science.com/catalog/342/

Raspberry Pi の I/O は 3.3V 仕様なので、上記のアダプタは3.3V 側で使用します。配線はこのようにします。(1〜26番ピンはType B でもB+,Pi2 でも同じピン配列です)

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Mac の設定

Yosemite では、FTDIアダプタはドライバ不要です。上手くいかない場合はこちらの記事を参考にしてください。また、他のメーカーのチップを使っている場合は、それぞれのドライバが必要になるかもしれません。

シリアル変換アダプタをUSB に接続する前後で

$ ls /dev/tty.*

を実行します。usbmdemXXXX のようなデバイスが増えたら、OS がアダプタを認識しています。

 

Mac のシリアル通信

普段 Mac のGUI シリアル通信では、CoolTerm を愛用しています。しかし、CoolTerm  だと、シェルのエスケープ・シーケンス(色指定や文字消去などの制御文字)を処理できないので、余計な文字が出てしまいます。

Raspberry Pi にログインする場合は、Mac のターミナルから screen コマンドを使うのが無難です。

参考:http://qiita.com/hideyuki/items/9258f33180d98ad0cb1e

先ほど調べた デバイス名と、ボーレート115200bps を指定して、以下コマンドでシリアルポートをオープンします。

$ screen /dev/tty.usbmodemXXXX 115200

終了はするときは

Control + a につづいて、k  を押します。

ダイアログがでるので、y で終了します。

 

Arduino が 5V 仕様のマイコンなので、 5V 専用アダプタをお持ちの方もいるかもしれません。たとえばこのタイプ。

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Sparkfun: FT232RL搭載小型USB-シリアルアダプタ 5V

https://www.switch-science.com/catalog/342/

5V の出力をそのままPi にいれるのはまずいので、なんらかの方法で電圧を落とします。(Pi の3.3V Tx を受けるのは問題なし)

ここでは単純な抵抗分圧でやってみます。(この方法、ネットや書籍で間違った配線例を見かけるので、要注意です。。)

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同じ抵抗(ここでは1kΩ) 2本で、 5V 出力の Tx – Gnd をつなぎ、その間からRaspberry Pi のRx に入力しています。Pi を接続する前は2.5V になるはずです。実際はPi の抵抗分で変化してしまいますが、オシロで測った実測値は 2.2V でした(Tx の出力が実測 4.4V だった)。3.3 V には足りませんが、問題なくH レベルと認識される電圧です。

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